はるか昔。世界の中に、命が存在しないひとつの大陸があった。
森は灰色の茨で埋められ、意味は狂ったように荒れ、大地はすべて乾き切っていた。
人々はこの大陸を「神に見捨てられた地」と呼び、またある詩人は「暗黒神の世界」とも謳った。
時の流れと共に、この大陸は次第に成長と拡大を続けていく・・・。
いつしか世界の全てを飲み込んでしまうのではないかと、恐れられた死の大陸。
しかし、突如としてそこに変化が起こり始める。
まるで創世記を見るかのようにその大陸は変わっていった。
人々は変わり果てたその大陸で、巨大なひとつの宝石を発見する。
その宝石が放つ光は全ての暗闇を溶かすかのごとき輝きであった。
全ての生命を一握りの土にしてしまうあの死の空気も、この光の下にはその面影すら感じさせていない。
まるで、はるか昔からそこに存在していたかのような美しく神秘的な巨大な宝石・・・。
すべての物語は、その宝石から始まっていた。