それから数百年が過ぎ去った。
もう、死の大陸で闇の面影は見当たらなかった。
人々はこの大陸を申しの大陸とは呼ばず、太陽と神の恩恵を受けた大地と称して「エリオス」と呼んだ。
そして人々は集まって大きな王国と多くの国々を建国した。
しかし、時間がすぎるほどに人々は神の恩恵と自然への感謝を忘れ、宝石の神秘的な力を自分たちの私利私欲に使おうとした。
すべてのものを創造する宝石の能力・・・。
それは人々に強大な能力を与え、彼らの文明は年を重ねるほど進歩した。
いつしか彼らは新たな文明の産物である 人工知能を有した生命体「ナソード」を作り出した。
だが彼らは生命の秩序と自然の摂理を知らなかった。
「ナソード」の為に、そして彼らの善くの為に生き、狂ったように宝石の力を吸い込んだ。
結局、増えていくばかりの「ナソード」によって、宝石の力は弱まってしまい、しばらく隠れていた闇の面影が再び大陸を覆い始めた。
多くの生命が死んでいき、多くの文明が崩壊した。
数多くの「ナソード」たちはその機能を止め、海は再び荒れ始めた。
人間たちは自分の罪を悔いて法制の力を復活させ、再び宝石の力を取り戻そうと努力した。
しかし、闇の力は弱りきった宝石の存在を気にすることなく大陸を覆い、絢爛とした都市と文明は滅び、荒れ狂った大渦が渦巻く漆黒の海の中に沈んでしまった。